数年前から『ハトムギ化粧水』がSNSなどで話題になっていますね。
その中でも特に優秀と言われているのが、ナチュリエのハトムギ化粧水。
などなど、高評価の口コミがたくさんありますが、実際に良いものなのでしょうか?
配合成分と使ってみた感想、ニベア青缶との併用についてもレビューしたいと思います。
ナチュリエ/スキンコンディショナー ハトムギ化粧水
配合成分
水 | 化粧水のベース |
DPG | さっぱりした使用感の保湿成分。低刺激 |
BG | 保湿効果や防腐剤の効果を高める |
グリセリン | 保湿効果を高める。安全性が高い |
ハトムギエキス | 肌を整える保湿成分 |
グリチルリチン酸2K | 肌荒れやニキビを予防 |
(スチレン、アクリレーツ)コポリマー | 肌をなめらかにする働き。毛穴がつまる可能性あり |
エタノール | アルコール。乾燥肌や敏感肌は避けたほうがよい |
クエン酸 | ひきしめや酸化防止剤の働き |
クエン酸Na | ひきしめ、保湿、肌を柔らげる働き |
メチルパラベン | 防腐剤。刺激の可能性あり |
プロピルパラベン | 防腐剤。刺激の可能性あり |
ハトムギエキス(保湿成分)やグリチルリチン酸2Kなど、ひきしめ効果だったりニキビ肌に良いとされる成分が含まれていますね。このあたりは好印象。
化粧水のタイプで言うと、こちらは「さっぱり」タイプに当てはまるかと思います。
少し気になるのは(スチレン、アクリレーツ)コポリマー。
合成ポリマーは毛穴を塞いでしまう可能性があるので、
もともと毛穴が詰まりやすい人には不向きかもしれません。
肌への刺激が心配なのはエタノールやパラベン類。
配合量はそれほど多くないようですが、敏感肌、インナードライ肌は注意したほうがよさそうです。
成分の評価
浸透力 | ○ |
うるおい・保湿 | △ |
角質・毛穴ケア | △ |
エイジングケア | × |
爽快感 | ○ |
低刺激 | △ |
使ってみた感想
ナチュリエのハトムギ化粧水は私も購入しましたが、可もなく不可もなくという印象でした。
配合されているハトムギエキスは日焼け後の肌にも良い成分ですし、使用感がさっぱりしているので顔よりもボディ用として使うほうが私には合っていました。
ニベア青缶との併用について
「ハトムギ化粧水とニベア青缶の組み合わせが最強!」という口コミをよく見かけます。
確かにニベアを塗るとしっとり肌を保てますが、ハトムギ化粧水×ニベアの組み合わせは、肌タイプによって相性の良し悪しがあります。
脂性肌
ニベアクリームに含まれている成分はほとんどが油分ですので、もともと油分の多い脂性肌に塗るとニキビ・毛穴詰まりの原因になる可能性大。
肌荒れ対策にハトムギ化粧水を使っても、過剰な油分で蓋をしてしまっては元も子もありません。
脂性肌にはゲルタイプなど水溶性のさっぱりした保湿剤がおすすめです。
普通肌〜乾燥肌
普通肌〜乾燥肌には「ハトムギ化粧水×ニベア」の組み合わせはバランスがとれていて、相性が良いと思います。
ナチュリエ ハトムギ化粧水は乾燥肌には保湿力が物足りないですが、ニベアクリームで蓋をすることで水分を閉じ込めてしっかり保湿。乾燥による肌荒れの予防が期待できます。
インナードライ肌
乾燥肌に良いと書きましたが、乾燥が進行してインナードライ肌になった状態となると話は別。
インナードライ肌の改善には「過剰に分泌した皮脂のケア」と「内側の水分を補う」の両方を行う必要がありますが、ハトムギ化粧水×ニベアの組み合わせではこの両立は難しいと思います。
インナードライ肌には、内側の保水機能を高める化粧水(セラミド配合など)の使用が望ましいです。
まとめ
総合評価
- 成分
- 使用感
- コスパ
良い点
・大容量で価格が安い
・類似品の中では成分が優れている
・さっぱりとした使用感
気になる点
・敏感肌、インナードライ肌には不向きかも
いかがでしたでしょうか。ナチュリエのハトムギ化粧水についてレビューしました。
肌タイプが合っていればコスパが良くて使いやすいアイテムだと思います。