妊活中・妊娠中の女性にも良いと言われているルイボスティー。ノンカフェインで、タンニンの濃度もごくわずかなので、お子様でも安心して飲むことができます。
色は紅茶に近い赤色で、ほのかに甘い味がします。初めて飲むと、お茶っぽくない甘さで違和感があるかもしれませんが、何度か飲むとクセになる美味しさだと思います。
アイスでもホットでも美味しいですが、アイスのほうが飲みやすいかもしれません。
ルイボスティーには美容・健康に良い成分がたくさんありますので、その特徴についてご紹介していきます。
ルイボスティーとは
ルイボスティーの茶葉は南アフリカ共和国の首都、ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈に囲まれた一帯でのみ栽培されています。ミネラル豊富な土壌と、乾燥していて昼夜の寒暖差が激しいこの地域にのみ自生し、この地域以外での栽培は失敗に終わっているそうです。
そしてこの地層にはカルシウム、ナトリウム、亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄、リンなどのミネラルが豊富に含まれていて、これらをバランスよく吸収しているのでルイボスティーは栄養たっぷりなんですね。
ルイボスティーの需要は高く、ヨーロッパを中心に各国へ輸出され、「奇跡のお茶」とも呼ばれ、さまざまな国で愛されてきました。
ミネラルがバランスよく含まれていることに加えて、『SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素』が多く含まれていることから、健康にも美容にも優れたお茶として、近年さらに注目を集めるようになりました。
抗酸化成分が豊富に含まれます
身体が老化してしまう最大の原因は「活性酸素」による影響と言われています。活性酸素は体内で作られ、本来はウイルスや病原体から体を守ったり、体内に入った毒素を排出する働きがあり、身体の健康を維持するのに必要なものなのです。
ですが活性酸素はストレスや紫外線、喫煙、不規則な生活などによってもどんどん体内に作られ、増えすぎた活性酸素は正常な細胞まで攻撃してしまいます。これがシミやしわ、そばかすなどの原因になります。
また、病気の原因の90%が活性酸素ともいわれており、生活習慣病や認知症などとも深く関わっているとされます。
そこで活性酸素を除去してくれる『抗酸化』が注目されます。『SOD酵素』という体内で作られる酵素が抗酸化として機能してくれますが、年齢を重ねるとともに体内で生成されにくくなってしまいます。
体内で作られるSOD酵素と同じ働きをしてくれる『SOD様酵素』を体外から取り入れることで、活性酸素の除去をサポートしてくれます。このSOD様酵素を多く含むのがルイボスティーなんですね。
ルイボスティーの抗酸化力は緑茶の50倍、烏龍茶の30倍と言われています。
女性に嬉しい効果も
ルイボスティーには亜鉛や鉄分、ポリフェノールといった成分も含まれます。これらの成分は女性に嬉しい効果があると言われています。
ルイボスティーはノンカフェインなので時間や量を気にせず飲むことができます。また、タンニンの濃度も低いので妊娠中や小さなお子様でも安心して飲むことができます。
ルイボスティーの注意点は?
ルイボスティーには副作用がなく、安心して飲むことができます。
ただし、カルシウム、ナトリウム、亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄、リンなどのミネラルを豊富に含むので、ミネラルのサプリメントと同時に飲むと栄養分の過剰摂取になってしまう可能性があります。
栄養分は不足すると体調を崩してしまいますが、過剰摂取でもさまざまな症状が体にあらわれることがありますので、サプリメントとの併用は注意したほうがよさそうです。