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アロマ 樹木系

サイプレス精油の特徴|アロマ備忘録

2017年10月10日

 

サイプレスは地中海に多く見られる木で、古くから文化や宗教に深く関わってきました。地中海の "キプロス島" ではサイプレスの木が崇められていて、島の名前の由来にもなっています。

地中海沿岸の国では墓地などでサイプレスの木が多く植えられています。キリストの十字架はこの木で作られたという伝説もあり、古代エジプトやローマでは神聖な木として重宝されてきました。

サイプレスの学名「sempervirens」は "永遠に生きる" という意味をもちます。その名の通り腐朽しにくい性質から、建材としても広く利用されてきました。

和名は「糸杉」で、糸杉といえばゴッホの絵画に多く描かれていることでも有名です。

香りは「ヒノキ」を思わせるような、日本人にも馴染み深いものです。サイプレスの精油は男性用化粧品の原料にもよく使われています。

 

私はセラピストの仕事をするまで、「サイプレス」という名前に馴染みがないためか、あまり使用する機会がありませんでした。

ですがいざ使って見ると、いろんな精油とのブレンドに合い、香りも長く続くのでとても使いやすい精油だと気づきました。単品でもヒノキ調の香りが好まれやすく、クラリセージやイランイランの香りが苦手な方はこちらをチョイスされることが多かったです。

精油の基本データ

英名 Cypress
学名 Cupressus sempervirens(クプレッスス・センペルウィレンス)
科名 ヒノキ科
種類 高木
産地 フランス、モロッコ、ドイツ、スペイン、イタリア
抽出部位 葉、小枝
抽出方法 水蒸気蒸留法
香りのタイプ 樹木系
香りの特徴 爽やかなウッディの中にややスパイシーな甘さを含んだ香り
ノート ミドル~ベースノート
代表成分 αーピネン  (モノテルペン炭化水素類)
δー3ーカレン (モノテルペン炭化水素類)
セドロール   (セスキテルペンアルコール類)
γーカジネン (セスキテルペン炭化水素類)

 

こんな時におすすめ

  • 気分にムラがあるとき
  • 心を落ち着かせたいとき
  • 怒りを鎮めたいとき
  • 意見や圧力に負けない自信がほしいとき
  • おしゃべりし過ぎたり浮ついた感情のとき
  • 女性特有の不調に
  • 脂性肌に
  • ひきしめに
  • デオドラントに
  • 森林浴の香りを感じたいときに

 

注意点

  • 妊娠初期は使用を避けましょう

 

ブレンドにおすすめの精油

柑橘系と特に相性が良いです。

ボディケアにはグレープフルーツ、ローズマリー、ラベンダーなどが合うでしょう。

森林浴気分を味わいたいときには、オレンジ、ティートリーとのブレンドがおすすめです。


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