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柑橘系 アロマ

マンダリン精油の特徴|アロマ備忘録

2017年10月26日

 

甘くてフルーティな香りのマンダリンは、香水やケーキの香り付けとしても親しまれています。また、マンダリンの果皮を乾燥させたものは「陳皮」と呼ばれ、漢方薬や香辛料として用いられます。

日本では冬の果物として馴染み深い「温州みかん」や、「ポンカン」、「デコポン」などもマンダリンの一種です。

マンダリンの精油は作用が穏やかに働くため、子どもや妊婦さんも使いやすい精油のひとつです。フランスでは「子どものための精油」とも言われています。

柑橘系の果皮から抽出しますが、光毒性がないのも特徴です。

精油の基本データ

英名 Mandarin
学名 Citrus reticulata(キトルス・レティクラタ)
科名 ミカン科
種類 高木
産地 イタリア、中国、アルゼンチン
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法
香りのタイプ 柑橘系
香りの特徴 甘くてフルーティな柑橘の香り
ノート ミドルノート
代表成分 リモネン  (モノテルペン炭化水素類)
ミルセン  (モノテルペン炭化水素類)
γ-テルピネン(モノテルペン炭化水素類)
α-ピネン  (モノテルペン炭化水素類)
アンスラニル酸ディメチル(エステル類)

 

こんな時におすすめ

  • 明るい気持ちになりたいとき
  • イライラしがちなとき
  • 不安で眠れないとき
  • 落ち込んで食欲がないとき
  • おなかの調子が気になるとき
  • 肌をなめらかに整えるために
  • 妊娠線の予防に

 

注意点

  • 敏感肌の方は注意が必要です

 

ブレンドにおすすめの精油

どのタイプの香りとも合わせやすいです。特にスパイス系のピリッとした香りが、マンダリンを加えることでマイルドになり使いやすくなります。

眠りのサポートにはマジョラムスイート、ラベンダーなどと合わせると良いでしょう。

お腹の調子が気になるときは、ジンジャーやコリアンダーとのブレンドがおすすめです。

 

マンダリンとタンジェリン

マンダリンと似たものに「タンジェリン」という精油がありますが、違いは何でしょうか?

簡単にまとめると、果実に次のような違いがあります。

収穫時期 種子 香り
マンダリン 2月頃 あり 黄色~橙色 甘くてフルーティな香り
タンジェリン 11月頃 なし より濃い橙色 マンダリンより弱くデリケートな香り

植物学上は同一分類のCitrus reticulata種に属しています。

タンジェリンの精油も、マンダリンと似た作用を持っています。

 

また、マンダリンの精油の中でも「グリーン」「イエロー」「レッド」などと表記されているものがあります。これは精油を抽出するときの果実の熟れ具合によるもので、まだ熟していない「グリーン」はやや渋みのある香り、完熟後に抽出した「レッド」は甘い香りがします。

作用にそれほど大きな違いはないので、好みの香りのものを選ぶと良いと思います^^


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