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アロマ オリエンタル系

サンダルウッド精油の特徴|アロマ備忘録

2017年9月6日

 

サンダルウッドは日本では「白檀(びゃくだん)」と呼ばれ、お香の原料として昔から親しまれてきました。

樹齢50~60年ほどの成熟した木の中心付近の部分(心材)を水蒸気蒸留して精油を抽出しています。粘度が高く、香りが強いのが特徴です。

 

インド産のサンダルウッドが主流でしたが、インドでは古くから建築物や宗教などさまざまな用途に使われてきたため、伐採により絶滅が危惧され、今は保護樹林として管理されています。そのため、最近ではインド産と香りが似ているオーストラリア産のサンダルウッドの流通が多くなってきているようです。

 

気持ちが落ち着くような、お寺をイメージさせるようなサンダルウッドの深い香りは、親しみをもつ人も多いのではないでしょうか。

精油の基本データ

英名 Sandalwood
学名 Santalum album(サンタルム・アルブム)
科名 ビャクダン科
種類 高木
産地 インド、インドネシア、パラグアイ、ニューカレドニア、オーストラリア
抽出部位 心材
抽出方法 水蒸気蒸留法
香りのタイプ オリエンタル系
香りの特徴 ウッディ―で深さと甘さを感じる、温かみのある香り
ノート ベースノート
代表成分 αーサンタロール(セスキテルペンアルコール類)
βーサンタロール(セスキテルペンアルコール類)
βーサンタレン (セスキテルペン炭化水素類)
αーサンタレン (セスキテルペン炭化水素類)

 

こんな時におすすめ

  • リラックスしたいとき
  • 邪念や心配事があるとき
  • 悩みが多い人に
  • 自分と向き合いたいときに
  • 空気の乾燥が気になるとき
  • 風邪の予防に
  • すべての肌タイプに
  • エイジングケアに

 

注意点

  • うつの時は使用を控えてください
  • 衣服につくと香りがとれにくいので注意してください

 

ブレンドにおすすめの精油

樹脂系、フローラル系、オリエンタル系と相性が良いです。特にフランキンセンスをおすすめします。

サンダルウッドは香りが長く続くので、ブレンドのベースの香りに適しています。粘度が高く1滴でもよく香ります。

落ち着きたいときはベルガモット、フランキンセンス、ラベンダーなどが合います。

スキンケアにはフランキンセンス、ネロリ、ベンゾインなどがおすすめです。


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